肌寒い季節のキャンプはさっと羽織ったり、膝の上に掛けたり出来るブランケットがあると何かと便利。
よくあるブランケットは可愛い柄のモノが多く、シンプルでシックなモノをずっと探していました。
そんな時に出会った、『ロスコウールブランケット』の話。
『ロスコ(ROTHCO)』は60年以上の歴史を持つアメリカを代表するミリタリーウェアブランド。
創業当初よりアメリカの陸海軍にミリタリー製品を供給し、高い品質で兵士からもの信頼も厚い。
そんなゴリゴリのブランドから出ているブランケットなので頑丈さも折り紙付き。
キャンプやアウドドアとの相性も抜群だな。
ミリタリーなカラーバリエーションも多いですが、モノトーンでシックなカラー展開もあるので『シンプル好き』のキャンパーとしてもありがたい。
それではいってみましょう。
ロスコウールブランケットはこんなやつ。
『ロスコのウールブランケット』は過酷な気候でも温かさをキープ出来るようにヘビーウェイトなウール素材を採用。
保温性、吸湿性が高く燃えにくいので、焚き火の時に羽織れば火の粉からも守ってくれます。
ラインナップはミリタリーメーカーだけあり、男心をくすぐる魅力的なバリエーションを揃えています。
カラーやモデルによってウールの含有量が違うので選ぶ際は注意しましょう。
軍柄やミリタリーなカラーリングも好きなのですが、よりシンプルにいきたかったので今回は『グレー(型番10249)』をチョイス。
スペックはこんな感じです。
- サイズ:約157××203cm
- 材質:ウール70%/合成繊維30%
- 重量:約1700g
- 色:グレー
- 製造国:インド
触ってみるとフェルトの様な感触で、少し薄いかなという印象。(一度洗うとふわふわになります)
短い所で半分に折りたたむとシングルベッドサイズ(203cm×80cm)になるので、コットやマットに敷くのに最適。
「ウールブランケット」は、折りたたんでの使用がメインとなるのでこの薄さが案外ちょうどいいのかも。
完全に広げると、デカすぎて持て余してしまうからな。
折りたたみ方やアイデア次第で用途が広がる。そんなアイテム。
小さくするとこんな感じのサイズ感。(約27cm×42cm×10cm)
持ち運びはロスコのボストンバッグ。
大体半分くらい埋まってしまいますが、プラスで小物やガジェット類を入れるのに丁度よく衝撃からも守ってくれます。
こんな使い方ができる。
ロスコの『ウールブランケット』は羽織る、掛ける、敷くといったことが得意。状況に応じて様々な使い方ができます。
- 羽織れば暖かく、焚き火の火の粉を身を守れる。
- 椅子に敷いてそのまま膝まで包まることも出来る。
- 就寝時はコットの上に敷いたり、銀マットの上に敷いたりすれば底冷えを防いでくれる。
- 寒すぎる夜はベットに敷いて寝ると暖かさに包まれる。
- グランドシートとして地面に座る無骨なキャンプにも。
海外ではこんなツワモノもいるようです。
購入する前に知っておきたいこと。
ここまでウールブランケット愛を語ってきましたが、触れておきたいのは匂いの話。
数々のレビューにあるように、到着時は石油やどことなく懐かしい匂いを感じました。
これは「オイルコーティング」することにより害虫や水に強くさせ、保温力を高める意図があります。
石油臭いのはそんな意図があったんですね。
ウールは虫に食われやすいからな。
匂いフェチなのでまだ大丈夫でしたが、苦手な方はドライクリーニングをした方が良さそうです。(普通洗濯は不可)
私は面倒だったので、洗剤を入れた水に何時間か浸け置きして普通に洗濯。(ちなみに洗剤はボールドです)
洗濯後は2日ほど外で天日干しすると匂いもなくなり、ふわふわした肌ざわりに。
ただ染料やコーティングの油が落ちるのか、洗濯中の水は黒く濁るので注意が必要。
ウール素材全般に言えることですが、洗濯時はもちろん使用していると羊毛がどうしても落ちたりしますがそこは味ということで。
おわりに:使い込むことで愛着が湧くアイテム。
頑丈で暖かい『ウールブランケット』は味を楽しめる方には最高の相棒になるかも知れません。
海外で作らているので縫製の甘い部分もありますが、そんな所もまたいい。
これからもガシガシキャンプに連れていきたいと思います。
オールシーズン使えるからな。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも誰かの参考になったら嬉しいです。
それでは。