寒くなり焚き火が気持ちいい季節になってきました。
キャンプは夏のイメージがありますが、最近は冬にキャンプをされる方も多いのではないでしょうか?
冬キャンプは虫も出ないし、焚き火も気持ちよく快適に過ごせて好きなのですが、やはり冬なので寒い。
せっかくのキャンプも寒さに凍えてしまっては楽しめませんよね。
石油ストーブなどを持参したりすれば暖かいのでしょうが、大きくて持ち運びも不便でキャンプを始めたばかりの人にはハードルが高い。
部屋も小さいし置くところがないよな。
手持ちのバーナーが暖房器具に変わり、燃料もスーパーなどで手に入るガス缶なのでキャンプ初心者にも必見の内容です。
それでは早速見ていきましょう。
【FUTUREFOX 】ヒーターアタッチメントはこんなアイテム
ヒーターアタッチメントはバーナーでステンレスを加熱することにより、遠赤外線が放射され周囲を温めてくれる暖房器具。
遠赤外線ストーブは効率良く暖かさが広がるのでテント内を瞬時に快適にしてくれます。
石油ストーブと同じ原理だな。
手持ちのバーナーがストーブになります。
FUTUREFOXヒーターアタッチメント1番の特徴はなんといってもデザイン。
ナバホ柄を採用し、内部が赤く染まっている姿が愛らしい。
ヒーターアタッチメントは各社から販売されていますが、デザインまでこだわっているところは他にありません。
眺めているだけで温かくなりそう。
ヒーターアタッチメントは二重構造。
内部のステンレスをメッシュ加工にすることで、効率良く遠赤外線を放射してくれます。
製品サイズ
ヒーターアタッチメント対応機種
手持ちのバーナーを暖房器具にしてくれるヒーターアタッチメントですが、全てのバーナーで使えるわけではありません。
メーカーが推奨している機種
- 【イワタニジュニアコンパクトバーナー】CB-JCB
- 【WINDS FORE 】FW-MS01
- 【SOTO 】ST-310
- 【SOTO 】ST-330
- 【PRIMUS】 P-153 ウルトラバーナー
商品自体はシンプルな構造なので、五徳が4本で十字型になっていれば使用出来そうです。
ヒーターアタッチメントの溝部分。
自分のバーナーに合うか確認してから購入したほうがよさそうだな。
ヒーターアタッチメントを使ってみる
商品はこんな感じに届きました。キツネのデザインが可愛い。
収納袋と取り外し用フックも付いています。
焼き入れの儀式
開封したらすぐに触りたくなってしまいますが、火入れをする前に素手でベタベタ触ってしまうと手の脂跡が付いて残念なことになってします。
そうなる前にキレイに焼き色をつけておいた方がよさそうです。
今回使用するのは【SOTO】ST-310
早速加熱して火入れしていきます。
いい感じになってきましたが、シングルバーナーでは中央部になかなか焼き色が入らない。
手っ取り早く、家のガスコンロで炙ります。
ビッカビカになりました。
好みの感じに焼き色が付いています。
この色味がなんともたまらないんだよな。
ヒーターアタッチメントを最大限活用
テント内でストーブを効率良く使う為にこんなアイテムがあると便利。
ただのアルミ製のペラペラの板ですが周囲に分散されている熱を反射してくれるので正面に暖かい空気が流れて来ます。
上に蓋をする感じでおくと暖かい空気が上に逃げません。
ペラペラですぐにズレるのは難点だけど、かなり熱気がくるぞ
やかんはありませんが、こんなクッカーを置いてお湯を沸かしながら暖をとることもできます。
ずっとお湯を沸かしていれば、お湯割りでお酒を作る時に便利です。
CB缶1本の持続時間
【SOTO】ST-310での環境になりますが、中火の火力で大体4時間ほど使用できました。
一晩で2本くらいは使いそうですね。
2つの注意点
ヒーターアタッチメント全般に言えることですが、注意しなければならないことは2つ。
- ガス缶の爆発
- 一酸化炭素中毒
一酸化炭素中毒は石油ストーブとかでも注意が必要だよな。
ガス缶も対策をしっかりすれば大丈夫。
ガス缶の爆発
ストーブの輻射熱によりガス缶が過熱されることで、爆発がおこる危険性があるので取り扱いには充分注意が必要です。
分離式のバーナーを使用している方は問題ありませんが、特にST-310のようなガス缶と熱源が近くなる物は輻射熱の対策を確実に行いましょう。
対策はいたってシンプルで、遮熱板などを使ってストーブとガス缶を遮れば解決できます。
こんな感じの遮熱板を使って何時間も使用しましたが、特に熱くなりすぎることもありませんでした。
範囲が広めのテーブルタイプの遮熱板ならどれも大差はないと思うので、購入時点で安い物を選択すればよさそうです。
こだわる方は、FUTUREFOXから専用の遮熱テーブルも販売されています。
一酸化炭素中毒
屋外などで使用する場合は大丈夫ですが、テントなどの狭い空間などで使用する際はこまめに換気が必要。
換気を充分に行いながら、念の為一酸化炭素警報器を使用したほうがより安全にキャンプを楽しめます。
これが一つあるだけで安心感が違うよな。
試しに自作するのもあり
ここまでヒーターアタッチメントを紹介してきましたが、ちょっとした物なら自分で作ることも出来ます。
あんな物、自作出来るのかよ
ダイソーのアイテムで簡単に作れます。
自作したのはこんなの
外側はダイソーで購入した、茶こしと排水口ストレーナーを針金で固定。
内側にはグルグル巻にしたステンレス線を仕込んだ簡素な作り。
二重構造で仕組みは同じだな。
小さいサイズなのになかなか高火力ですよ。
雪が降る中のキャンプで、テント内で暖かく過ごせたりと大活躍しました。
ダイソーの製品で簡単に作れるのでコスパ重視の方は一度試してみるのも面白いですよ。
自作したストーブでもあれほどの熱量だったので、製品化された物はさらに暖かいと確信。
今回、FUTUREFOXのヒーターアタッチメントを導入し大満足しています。
自作した物も愛着があって気に入っていますが、やはり暖かさが違いますね。
デザインも可愛いしな。
おわりに:手軽さは正義
ヒーターアタッチメントを使ったストーブは対策が少し必要になりますが、簡単に持ち運びできるのであらゆるシチュエーションに使用可能。
注意点さえしっかり守れば安全に使えるしな。
自作でストーブを作るのも結構楽しめますので、冬のキャンプでぜひ一度試してください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも誰かの参考になったら嬉しいです。
それでは。