今回はセサミ4のレビューをしていきます。
セサミ4はめちゃくちゃシンプルに作られた製品
取り付け工事もいらず、玄関ドアに貼り付けるだけで設置が可能。
スマートロック初心者の私でも簡単にできました。
スマホが家の鍵になるのは予想以上に快適ですよ。
初めてスマート家電、スマートロックを購入する人でも安心だな
- スマートロックセサミって実際どうなの?
- 設置するのとか面倒じゃないの?
- ネット回線に繋いだり大変なの?
そんなことがわかります。
セサミ4はどんな商品?
セサミはCANDY HOUSEが販売するスマートロック。
全世界にユーザー数30万人以上を誇るスマートロック業界の先駆け的な存在。
2015年に初代のセサミを発売してからアップデートを重ね、よりシンプルな構造で最適化。
価格もますますリーズナブルに。
初代セサミから3分の1の値段まで安くなっていますね
CEOのJerming Guが
「テクノロジーを庶民化するのが我々企業家の使命」
と発言している様に、値段も業界最安値で提供してくれています。
商品とは関係ありませんが親しみやすそうなCEOでなんだか安心します。
そんなユーザー目線な会社なので、商品の発送や顧客対応などもスムーズ。
セサミ4が発売してすぐに注文したのですが、なんと次の日には商品が到着。
まるでアマゾンかのようなスピード発送。
頼んだ商品がすぐに到着するのは嬉しいですよね。
セサミ4の外観
セサミの特徴のひとつが、そのシンプルさ。
ザラザラとしたマットな素材を採用し、指紋がつきにくく余計な装飾は一切ありません。
どんなドアにも合いそうな佇まい。
付属品も最小限。
サイズは前モデルと同じです。
- 全長92.7ミリ
- 幅57ミリ
- 厚み42ミリ
- 重さバッテリー含む138.2g
- 電池寿命510日以上
セサミ4の特徴
セサミ3に比べても外観の変化はありませんでしたが、内部のハードウェアの部分が大きく進化。
新型クラッチの導入や新しい音響構造で、よりシンプルな作りになっています。
シンプルになったことでパーツの数も減ったそうです。
価格もその分安くなった、CANDY HOUSE恐るべし
- 故障率がこれまでの50分の1。
- 修理時間が20分から5分に。
- モーター回転音の80%カット
- 電池持ちの向上
モーターの作動音が小さくなったことが嬉しいですね。
私は以前の製品の音はわかりませんが、セサミ4の作動音は少し高めな音で特に不快に感じるようなことはありませんでした。
正直、故障率の低下や修理のスピードは地味なアップデートかもしれませんが、こうした地に足をついた改良はユーザーとして安心します。
派手なことより鍵をスムーズに開けることが重要だもんな
セサミ4の取付と設定
セサミは工事不要で、玄関ドアに貼り付けるだけで自宅の鍵をスマートロックにすることができるのが特徴。
3Mの強力なテープが採用されています。
ちなみに今回は、ごく平凡なタイプのドアに取り付けを行っていきます。
セサミに特殊アダプターが必要な鍵にも取付しましたので、鍵が合わない方はこちら
セサミ4を玄関ドアに取り付ける。
剥がすと青い光が点滅して、Bluetooth接続できるようになります。
玄関ドアのサムターンとセサミの回転軸を合わせます。
この位置があっていないとうまく回転しないので、よく確認しておきましょう。
回転軸はちょうど真ん中なのでこの位置で良さそうですが、土台に少し隙間があるのでそのままでは設置は無理そうですね。
サムターンをつまむ部分も完全には覆い切れていないので、調整していきます。
セサミはつまみの高さを三段階まで調整することができます。
つまみの高さを調整するために、一度本体から取り外してあげましょう。
取り外し完了、ビスが小さいので無くさないように気をつけてください。
サムターンの厚みは16mm
セサミのつまみは12mmと、少し高さが足りていませんね。
ビスを外すとつまみ部をスライドできます。
この穴の位置を変えることで調整するようです。
2つ目の穴に取り付けてみました。
だいたい15mmくらいなので、サムターンとも合いそうです。
しっかりサムターンを覆っているので、これでOK。
土台の高さを変えるのはさらに簡単で、付属のアダプターを使って調整していきます。
取り付ける向きがあるので気をつけましょう。
これも2つ目の穴位置で取り付けましたがピッタリあっています。
これで本体の設置は完了。
色味もドアに溶け込んでいるようでいいですね。
今回は平凡なタイプのドアだったので、10分くらいで取り付けることができました。
玄関ドアの構造によっては時間がかかってしまうかもしれませんね。
ちなみに特殊アダプターが必要な玄関ドアにもセサミ4を設置しましたので、同じような方の参考になるかもしれません。
セサミ4のアプリ設定と機能
セサミはアプリの設定も簡単。
まずはアプリをダウンロードしましょう。
アプリを起動して右上の+ボタンから新規デバイスをタップするとセサミと繋がります。
めちゃくちゃ簡単だな
これだけでセサミを動かすことができます。私は嬉しくて何度も作動させていましたw
もしBluetooth接続がうまくいかない場合はスマホの設定を確認するか、セサミのリセットボタンを長押しすることでうまくいくことがあります。
セサミはログインやユーザー登録不要。
しかし登録しておくことで誰が解錠したのかも履歴に残るようになるので私はしています。
複数の人で利用する場合は必須になりそうですね。
どうやって鍵を開けたのか、全て記録されています。
セサミに鍵の位置を覚えさせます。
セサミの設定画面から角度の設定へ。
- ドアのサムターンを解錠状態にして、「解錠の位置を固定」をタップ
- ドアのサムターンを施錠状態にして、「施錠の位置を固定」をタップ
玄関ドアのサムターンを回すと、アプリのサムターンも連動して動きます。
セサミ4は物理的に鍵を回す時にはモーターと切り離される仕組み。これによって普段サムターンを回している感覚で開閉できます。
セサミの便利機能の一つが、オートロックを設定できること。
外出する時など自動で鍵が閉まるので、スマートに外出することが可能。
鍵を締めることから解放されますよ
鍵を開けてから何秒後に施錠するのかを決められますので、実際に使いながら調整するのが良さそうですね。
ちなみに私は5秒で設定しています。
外出する時など、ドアを閉めたタイミングでセサミが作動してくれるので鍵を出すひと手間がなくなりました。
- スマホを忘れて外出するとインロックされる。
- 鍵を開けてからもたつくと、ドアを閉める前に作動する。
スマホを忘れて外出することはあまりないかもしれませんが、私は念の為カバンに物理鍵を入れて外出しています。
何かあった時のお守りみたいなものだな
セサミ4おすすめの解錠の方法
セサミでは様々な解錠方法がありますが、私が特におすすめするのは次の3つ。
玄関に到着する前に操作できるのでドアの前でもたつかずにすみます。
- AppleWatch
- ウィジェット
- 手ぶら解錠
AppleWatch
アップルウォッチのコンプリケーションにセサミを設置していれば、2タップで解錠できます。
スマホを取り出さずに、歩きながら解錠できるので一番活用している解錠方法。
ウィジェット
ウィジェットを使用すれば、セサミのアプリを開かずに2操作で起動。
しかも、iPhoneがロックされた状態から操作できるのでマスクを外すことなく解錠できます。
ロック画面からすぐに起動できるのでおすすめ。
手ぶら解錠
手ぶら解錠はスマホを持って玄関ドアに近づくだけで解錠されるので、一番セサミの恩恵を感じられそう。
もちろんカバンの中に入れたままでも作動し、買い物帰りなど両手がふさがっている時に威力を発揮します。
なにも操作しないで鍵が開くなんてすごいよな
初めて開いた時はめちゃくちゃ感動しましたよ
非常に便利でおすすめの方法ですが、うまく作動しないなどのレビューもちらほら。
- 家の中でスマホを持って移動したら勝手に解錠した。
- 夜中に勝手にセサミが動いた。
手ぶら解錠は赤い円から出て、再び円の中に入りスマホがBluetoothでセサミと接続した時に作動します。
が、円の範囲を小さくしすぎるとGPSのゆらぎによって誤作動してしまうこともあるようなので、円を広く設定しましょう。
20mから500mまで円の広さを設定できますので、自身の行動範囲を確かめながら広さを決めましょう。
近くの買い物では反応しなくなってしまいますが、私は500mで設定しています。
今の所、一度も家の中で開くような誤作動は起きていません。
Wi-Fiモジュールは必要か?
セサミ4を購入した時に一番気になったのがWi-Fiモジュールはいるのかということ。
結論から言うとWi-Fiモジュールはなくても問題なく、ネットの環境がなくても使うことができます。
わたしは現状、Bluetooth接続のみで使用していますが特に不便を感じてはいません。
しかし、より快適に使おうとするならやはりWi-Fiモジュールはあった方がいいでしょう。
セサミ3から導入されたalwaysコネクトで接続が格段に早くなります。
これはWi-Fiを経由して常にセサミと繋がっている状態を維持しているので、アプリを立ち上げてからすぐに使用できるようになる機能です。
正直、最初はWi-Fiモジュールを購入しようとしましたが人気があるのかすでに売り切れ。
現在はセサミ4だけで運用していますが、快適に使えているのでしばらくはこのままいこうと思います。
Wi-Fiモジュールがない場合の使用感
Wi-Fiモジュールがない場合、接続がどうしても遅くなってしまうのですがそれでもたった1~2秒程度。
そこは使い方でカバー出来るかと思います。
そもそも玄関ドアの目の前ではなく、その少し手前で操作すると思いますので1~2秒あれば充分おつりが来ます。
Wi-Fiモジュールが買えなかったからやけになってるのか?
エレベーターを降りるタイミングや、通路でスマホを取り出して準備するので部屋に着く前に充分セサミと接続されています。
もちろん他にも様々なことができますので自分に合った方を選べば大丈夫です。
Wi-Fiモジュールが必要なこと。
- 外出先でもセサミを施錠、解錠
- リアルタイムで解錠履歴を把握
- スマート家電との連携
- 複数台のセサミと同時接続
- セサミボットを動かせる
以上のことはWi-Fiモジュールがないとできません。
家族や複数人で使用する場合には必須になりそうですが、現状一人で寂しく暮らしている分には無くて大丈夫かなと思っておりますw
必要に応じて導入するのが良さそうですね。
おわりに、セサミはコスパ最強のスマートロック
セサミ4を購入してかなり気に入ったので、調子に乗って相方さんにもプレゼント。
はりきって設置しようとしましたが、相方さんの玄関ドアはカードキータイプと鍵が少し特殊な形状。
そのまま取付出来ないことに少し焦りましたがすぐにアダプター作成を依頼、3Dプリンターで作られたアダプターが数日で届き無事に設置することができました。
candyhouseさんは対応も非常に早いですね。
もの凄く便利になったと相方さんも喜んで使ってくれています。
また特殊タイプ鍵の取付記事も書きますのでよければご覧ください。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも誰かの参考になったら嬉しいです。
それでは。