2022年3月1日からRakutenカーシェアというサービスがリリースされました。
「Rakutenカーシェアってどんなサービス?」
「他のカーシェアサービスとの違いは?」
こんな疑問にお答えします。
- 楽天カーシェアのおすすめポイント
- 楽天カーシェアを使用する流れ
- 使ってわかった気になるトコロ
- カーシェア大手3社の料金を比べる
先に結論だけ述べておきます。
Rakutenカーシェアは「6時間パック」、「夜間パック」の利用はタイムズカーよりお得に使える料金設定。
それ以外の時間帯は少々割高になります。
初期費用や月額基本料金は0円。
毎月車を利用しないライトユーザーに『Rakutenカーシェア』はちょうどいいサービス。
さらに、Rakutenカーシェアの利用で
- 「楽天ポイント」がたまる。
- 「楽天ポイント」で支払いができる。
この2つの理由から、楽天会員の方におすすめできるカーシェアサービスです。
ユーザー側からみると、車を借りる選択肢が増えると単純にありがたいよな。
それでは早速参りましょう。
Rakutenカーシェア4つの特徴
「楽天カーシェア」は、1億人以上の楽天会員向けに提供する新しいカーシェア予約サービス。
業界大手のカーシェアサービス「オリックスカーシェア」と提携することで、全国約1,700カ所のカーステーションを利用可能。
楽天カーシェアの特徴を見ていきます。
①登録から利用開始まで早い
楽天カーシェアは登録から利用するまでが早く、審査を含め最短当日から車を借りることができます。
すでに楽天会員であれば、必要な情報が登録されているので入力もスムーズ。
免許証情報を新たに登録するだけで手続きできます。
②スマホやSuicaが鍵になる
楽天カーシェアでは自分のスマホやSuicaで、車の「施錠」「解錠」できます。
そのため、車をレンタルする為に新しくカードを持ち歩く必要もありません。
これはミニマリストとしても嬉しい。
③楽天ポイントが貯まる、使える
楽天カーシェアの利用で、楽天ポイントが貯まります。
楽天ポイントで支払いもできるので、楽天経済圏を利用している方なら車をレンタルする選択肢に『楽天カーシェア』はありだと思います。
④初期費用、月額手数料なし
初期費用や月額手数料は無料。
とりあえず登録し、必要な時だけサクッと使う。
そんな気軽な利用方法も可能です。
多くのカーシェアリングサービスでは月額手数料や初期費用が必要。
私のように数ヶ月に一度しかレンタカーを利用しないライトユーザーにはありがたい。
Rakutenカーシェアの利用方法
ここからは楽天カーシェアの利用の流れを紹介します。
まずは楽天カーシェア会員への入会手続きを済ませましょう。
すでに楽天会員であれば、運転免許証の情報を登録するだけでOK。
最短当日で審査完了。
私の場合、入力事項をミスって時間がかかりました。
修正してから数時間で登録完了メールが届いたので、多くの方はスムーズにいくと思います。
車の予約方法は、他のカーシェアサービスと同じ。
日時とエリアを入力して車を検索します。
おれんちの近所は2ヶ所しかステーションなかったぞ。
楽天カーシェアを初めて利用する際には電子鍵の登録が必要になります。
車の前に到着したらサポートセンターに電話し、オペレーターの指示にしたがって鍵の登録をしていきます。
楽天カーシェアサポートセンター
05052134795
車には「Rakutenカーシェア」の表記は特になく、「オリックス」と「dカーシェア」の記載のみ。
オリックスカーシェアは「dカーシェア」とも提携しているようだな。
オペレーターに「運転席横」にある4桁の数字を求められました。
車の確認が終わったら、自分のスマホやSuicaなどを「カードリーダー」にかざして鍵の登録をします。
スマホは機種変更する可能性があったので、交通系ICカードで。
以上で電子鍵の登録は完了。
自分の「スマホ」や「Suica」が車の鍵になるのは面白いですね。
無事に登録が済んだら、先程登録した電子鍵で車のロックを開錠します。
車の開錠には2度のタッチが必要。
1度目に、予約している車とあっているか確認。ハザードランプが点滅します。
2度目のタッチでドアロックが開錠。
助手席のグローブボックスに車の鍵が入っています。
キーボックスのキーを「貸出」にし、鍵を引き抜きます。
無事に借りたらドライブへ。
返却の流れは先程と逆の手順になります。
車の鍵をキーボックスに差し込み「返却」方向にキーを回します。
あとは電子鍵で車をロックすれば返却完了。返却完了メールが届きます。
給油方法
ガソリンはサンバイザーケースにある『AMSカード』を使って給油。
他のカーシェアサービスと同じ様に、自分で料金は払いません。
ガソリンスタンドで貰ったレシートを、サンバイザーケースに入れておきます。
Rakutenカーシェアの気になるトコロ
今回『楽天カーシェア』を利用して気になるトコロがあったので触れておきます。
ステーションの数が少ない
楽天カーシェアは、2022年の3月からスタートしたばかりのサービス。
まだまだ他のカーシェアに比べてもステーションの数は少なく、現時点で利用できる場所は限られてしまいそう。
主なカーシェア会社のステーション数
- タイムズカー 約13,000ヶ所
- dカーシェア 約5,000ヶ所
- Rakutenカーシェア 約1,700ヶ所
こう比べてみると、結構差があるよな。
後発の『Rakutenカーシェア』はちょっと少なめ。提携先を増やしていくそうなので、これからが楽しみです。
Rakutenカーシェアと大手各社料金比較
ここからは、大手カーシェア各社の料金を比べていきます。
料金プランの詳細は、各社ホームページ確認お願いします。
Rakutenカーシェア
まずはRakutenカーシェアの料金から。
初期費用、月額料金は無料。
6時間以内の利用、18時からの夜間パックの利用はタイムズカーより料金も安くなりお得になります。
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 0円 |
利用料金
通常料金 (15分) | 230円 |
6時間パック | 4,280円 |
12時間パック | 6,480円 |
24時間パック | 8,600円 |
夜間パック(18時-翌9時) | 2,600円 |
+
距離料金
6時間以上の利用、夜間パックの場合 | 16円/km |
タイムズカー
月額基本料金を利用料金として使えるので、車に乗った月は実質無料。
毎月車に乗らないと、少々もったいないな。
タイムズカーは、長い時間利用する場合お得に使えそうですね。
初期費用 | 1650円 |
月額基本料金 | 880円 |
利用料金
通常料金 (15分) | 220円 |
6時間まで | 4,290円 |
12時間まで | 5,500円 |
24時間まで | 6,600円 |
36時間まで | 8,800円 |
48時間まで | 9,900円 |
72時間まで | 14,300円 |
以降1日毎 | 5,500円 |
ナイトパック(18時-翌9時) | 2,640円 |
+
距離料金
6時間以上の利用、ナイトパック | 16円/km |
dカーシェア
dカーシェアは楽天と同じ『オリックス』とも提携しており、利用料金は楽天カーシェアと同じ設定。
ただし、先ほども触れたように『dカーシェア』の特徴として、5社のカーシェア会社と提携しているので料金がそれぞれ異なります。
5社のカーシェア会社を利用できるので、バリエーションも豊富。
dカーシェアもRakutenと同じで、初期費用、月額基本料金は無料で登録できます。
初期費用 | 0円 |
月額基本料金 | 0円 |
時間料金
通常料金 (15分) | 230円 |
6時間パック | 4,280円 |
12時間パック | 6,480円 |
24時間パック | 8,600円 |
夜間パック(18時-翌9時) | 2,600円 |
+
距離料金
6時間以上の利用、夜間パックの場合 | 16円/km |
ざっと比べてましたが、ガンガン車をレンタルして使うヘビーユーザーはバリエーション豊富な「dカーシェア」の方がコスパが良さそう。
これから提携先が増えてきたら「Rakutenカーシェア」も面白くなりそうですね。
まとめ
カーシェアは自分の利用している経済圏から選ぶ時代に突入。
Rakutenカーシェアはこんな方におすすめ
- 楽天経済圏を利用している。
- あまり利用しないライトユーザー。
- 6時間パック、夜間パックの利用。
- 近くにステーションがある。
私のようにライトユーザーなら、『Rakutenカーシェア』が選択肢に入ってくるかと思います。
あまり使用していない「タイムズカー」の月額料金を払っていたから、月額無料で手軽に使えるのは嬉しいよな。
今回の記事を書く上で『dカーシェア』や他のカーシェアの存在もおそおそながら知ったので、また試してみたいと思います。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも誰かの参考になったら嬉しいです。
それでは。